本文へ移動
【2025年度新入社員研修】大和川遊水地を見学しました
2025-05-12
カテゴリ:お知らせ
今回新入社員が見学したのは、大和川遊水地。

遊水地とは、洪水で河川の水位が上昇した際に、一時的に水を貯めて河川の流出量を減らすための施設のことです。

⼤阪府と奈良県との境には「⻲の瀬」と呼ばれる狭窄部があり、幅約1000m、⻑さ約1100m、深さ最⼤約70mの⽇本有数の地すべり地帯の中にあります。
この⻲の瀬狭窄部の上流付近は、勾配の緩い地形特性と狭窄部の堰上げにより、洪⽔の際に大和川の⽔位が上昇し、氾濫や浸⽔の⽔害を受けやすい場所です。

現在、国土交通省では大和川遊水地事業が進められており、大和川沿いに総洪水調節容量約100万m3の遊水地を整備することで、河川の流出量を減らすための工事が行われています。
大和川遊水地は、奈良県川西町、安堵町、斑鳩町の3町を跨ぐ、保田地区、窪田地区、唐院地区、目安地区、三代川地区の5地区で整備する予定で、そのうち保田地区と窪田地区の遊水地2箇所を見学しました。